微粉末セルロース ニチガ 400g
~特徴~~~~~~~~~~
あらゆる植物の構成要素であり, 食物繊維 食品に混ぜると手軽に食物繊維を摂れる
本品はパウダー状である
~注意点~~~~~~~~~
味はほとんど無味, そのまま舐めるとおいしくない, 食品の性質改善に使うもの
本品は基本的なセルロースであり セルロース誘導体ではない
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セルロースとは 植物の基本的な構成要素でありふれた天然の物質です.
参考↓(Perplexity AI)
本品はパウダー状に精製したものです.
セルロースを調達した理由は 麹菌の栄養源になるからです. 私共は"黄麹を水ベースで常温で継代する実験"をしていましてね.
黄麹の主要な栄養源は単糖です. ですが黄麹は単糖を栄養源として常温発酵させると 過剰発酵によりシ滅してしまう恐れがあります. 自らの発酵により加熱して自分たちをコロしてしまうということですね. 単糖は黄麴がエネルギーとして利用しやすいため起こるとのことです.
そこで私共はこう考えました.
黄麹が利用しにくい栄養源を与えれば過剰発酵することなく継代できるのでは? 焚火の燃料に例えるなら 単糖がガソリン セルロースは炭でしょうか. 細く長く燃えるので加熱し過ぎないのがセルロースです. 何か良さそうですよね(笑)
これらの話はまた別の機会に報告しようと思います.
こんなちょっと特殊な理由でセルロースを購入したんですが 私共はセルロースを日常的な用途でも使っています. どんな使い道かというと 増粘剤として使っているんですね. 増粘剤というと分かりづらいですが 粘りを増すのに使っているということです.
もんじゃ焼きに小麦粉を加えるとお好み焼きみたいになります. "しゃばしゃば" から "とろ~り"になる感じです. このとき小麦粉は増粘剤として作用した というイメージ. 増粘剤とはこういうものです. 伝わりますかね(^^;
セルロースは普通 増粘剤として使われることは少ないです. 水に溶けにくいですからね. ではなぜ私共がセルロースを増粘剤としてよく使うかと言うと. セルロースが食物繊維だからです.
私共は生活習慣病への対策として肥満を忌避しています. 平たく言うと太りたくないんですね(笑) こういう指針がある上で 例えばパンケーキを作るとき小麦粉の代わりに一部セルロースを使ったり クリーム状を形成したいときに加えたりしています. 味はほぼ無味で味の印象を変えることなく 糖類を増やすことなく 食物繊維を摂取でき 粘りを増せる. セルロースは自然界に存在する一般的な物質で 安価なものです. こうした理由を総合して利用してみているんですね.
余談ですが セルロースより増粘剤として適している製品, もっというと増粘剤として作られた製品があります. グアーガムなどです. これらは水に良く溶け より粘りを付加してくれます. これら増粘剤についてもまたの機会に紹介できたらなと思っています.
さて本品の注意点についても示して置きます.
本品を食品に混ぜると その食品が粉っぽくなることがあります. 理由は簡単で 水に溶けにくいので 食品内に散らばるような状態になります. 入れ過ぎた場合セルロースが主張してくる(笑)ということですね.
そしてもうひとつ.
セルロースには 基本的なセルロースを加工した〇〇セルロースといったものが多数あります. この○○セルロースはセルロース誘導体と呼ばれていて しっかり製品としても売っています. 本品は基本のセルロースを粉末状にしたものです. 間違って購入しないように注意してください.
セルロース誘導体 参考↓(perplexity AI)
はい, 以上です.
私共が使っているセルロースの紹介でした(^^
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